毛のない生活

いわゆる闘病日記なのだが涙を誘うような文章は少なく、闘病生活から脱却するまでの事実が淡々と書かれているので、構えずに読めた。人間は本来持つべき自然に即した生き方が一番なのだな。 著者の山口ミルコさんは人生や社会人の先輩にあたる世代なので、今後自分の身にもいつ降りかかるか分からない現実を見た気がする。普段から食生活に気を配り、健康的な生活を送ることがあらゆる体の異常の予防にもつながるのだ。しかし、それでも異常事態に陥ったらこの本のことを思い出して、自分が今何をすべきなのかよく考えて対応しようと思う。

毛のない生活

毛のない生活