中国でお尻を手術。

バックパッカーに限りなく近い旅行エッセイ。 旅行エッセイと言うとその土地土地の情景が思い描かれるのが普通だが、それ以上に人・人物・人間が正直に描かれている。吃音に悩む作者や自分に正直なモトコ夫人、旅先で出会う人々との距離感が近くて生きている…

毛のない生活

いわゆる闘病日記なのだが涙を誘うような文章は少なく、闘病生活から脱却するまでの事実が淡々と書かれているので、構えずに読めた。人間は本来持つべき自然に即した生き方が一番なのだな。 著者の山口ミルコさんは人生や社会人の先輩にあたる世代なので、今…

僕と日本が震えた日

今すべきことは、震災の事実を正しく知り、風化させないことだと思う。僕と日本が震えた日 (リュウコミックス)作者: 鈴木みそ出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2012/03/02メディア: コミック購入: 3人 クリック: 76回この商品を含むブログ (30件) を見る■ …

カイシャデイズ

仕事は楽しまなければな、と思える1冊。 いい加減だけど面倒見のいい中間管理職や、周りの言うことを聞かないデザイナーやら、ほんとにどこにでもいそうな人たちが楽しく仕事している。起きてる時間の大半が仕事に費やしているのだから、仕事はやっぱり楽し…

南の子供がいくところ

架空の南の島で起きる不可思議な物語の数々。南の島独特のからっとした風や、ねっとりとした、呪術が施されたような夜が肌にまとわりつくような世界。全編を通して主役のすぐ横に存在する自称120歳のユナという女性が物語の背骨を担っている。歴史はさか…

約束の森

警視庁公安部を退職した男が与えられた仕事は、素性のわからない赤の他人との疑似親子を演じることだった。心を閉ざした男はそこで、人間に虐げられ生きる気力を無くした一匹の犬と出会う。 様々な組織の思惑が交錯する中、疑似親子と犬はゆっくりと過去を清…

香菜里屋を知っていますか

北森鴻はいくつものシリーズものを手掛けていたが、それぞれのシリーズの主人公も顔を出す、三軒茶屋のビアバー『香菜里屋』。そこのマスター・工藤は客の話を静かに聞き、様々な謎を解き明かす。 工藤の人柄と、彼の手掛けるひと工夫施された料理の数々は訪…

PK

伊坂作品の王道パターンである、ある小市民が起こしたアクションによって未来はどうなった、というバタフライエフェクト的なお話。3つの短編は独立しているものの、どこかしら繋がっているようにも読める。小さな特殊能力を持った人物がその能力の使い道につ…

年の瀬、ばたばたしつつ本屋大賞の投票せねばと思うが、文庫ばかり読んでいたので選択肢が極端に少ない。むむむ、またあの地獄の読書月間が待っているのか。

『本屋』は死なない

遅ればせながら、「『本屋』は死なない」読了。 ■ 読まないほうがいいよ、と言ってくれた友人も居ましたが、私は読んでよかったと思いました。 本書の中で当社のお店は顔の見えない、金太郎飴のような書店の扱いを受けています。 友人は、不快になるから読ま…

ひとりごと。毎日色々な事がありすぎて書き記すことが大変だったりするので、思い出しながら過去の出来事を追加していこうと思う。

3日目

3日目は上高地まで降りる最終日です。 今回はルートを変えて、パノラマコースを通って帰りました。 この道がなかなかハード。 滑落したら命にかかわるような道です。3日目の目的地は扇の耳。高度は下がるので木々が生い茂っていてます。もう少し遅い時期だっ…

2日目

山の朝は早いです。朝日が昇る前に起きて穂高に映る朝焼けを眺めました。ううん、美しい。2日目はいくつかのパーティーに分かれて行動。奥穂高岳に登る組、北穂高岳に登る組、両方登る組、涸沢に残る組、岩を登る組など。私は奥穂高岳に再チャレンジ。縦走す…

1日目

深夜12時に梅田のヨドバシカメラの前に集合ということで、知り合いが、誘ってくれた出版社のTさん(通称カントク)一人だけという完全アウェイの場所に乗りこみました。 総勢25名くらいの集団で、大阪だけでなく東京からも富山からも合流します。 次か…

今年も山登ってきました。

9月の3連休を利用して山に登ってきました。6年前に登った奥穂高岳に再登頂です。 今回は山や自然をこよなく愛する方たちにお誘いいただいて、登山経験初の団体行動です。

台風一過

昨日今日と台風の影響で名古屋と東京が散々な事になっています。幸いというか、申し訳ないですが大阪はそこまで被害がなく、当店も客数のインパクトはそれほど大きくありませんでした。週末に向けて晴れていくそうで、ホッと胸をなでおろしています。 という…

読書のススメ

忙しくなったと同時に手を休めてしまっていたこのブログ。その代わりにツイッターとフェイスブックをするようになって、たくさんの書店員の方と知り合いになれた。それと同時に書店業界にまつわる情報量も格段に増えた。 それは大変喜ばしいことではあるのだ…

お久しぶりです。 日報⇒週報⇒月報⇒季報というように、更新頻度がどんどん下がっていて開店休業中のこのブログ、えいやっと復活させようと肩をぐるんぐるん回している最中です。 その代わりツイッターの頻度を下げようかと。出来るかな。。 自分で書いた記事…

ミニOSK

今月のOSK(大阪書店員懇親会)は、初の野外&昼間開催しようと考えている。 以前、中崎町の書肆アラビクさんが、近所の公園で花見を毎年している話をされてて、そこにお邪魔させてもらおうとしたのがきっかけだ。 ごく個人的な活動のつもりだったのが、何時…

大阪書店員懇親会

昨夜は、ツイッターを通じて知り合った書店員さんたちとの懇親会に参加してきました。 書店員同士の横のつながりは各地で有って、千葉や吉祥寺、京都など色々な場所で飲み会を開いています。 それらは一部のカリスマ的書店員さんたちの特別な会合だと思って…

目標設定

本日、下期の自分の目標設定をボスとすり合わせしました。売上は当然ですが、その他にも改善すべき項目や、結果的にお店やお客様に還元される施策の目標などを決めました。 やはり目標なくして仕事は進みません。恥ずかしながら、私は目標があっても仕事が進…

実日文庫創刊

実業之日本社から文庫が創刊されました。目玉は東野圭吾さんの書き下ろし作品ですが、私は山本幸久さんの『ある日、アヒルバス』と恩田陸さんの『いのちのパレード』、柳広司さんの『パルテノン』を購入。ある日、アヒルバス作者: 山本幸久出版社/メーカー: …

iPhoneから

月報にもなってないブログ。相変わらず元気でやってます。上期は厳しい結果となりました。これを踏まえて気持ち切り替えて頑張ります。

大阪国

今日は初めてお会いする方々と飲みに行ってきました。 万城目学さんの『プリンセストヨトミ』が映画化されるにあたり、プリンセストヨトミを応援してこうじゃないかというプロジェクトが結成され、私も会合に参加させていただいてたのです。 中心になってい…

2日目

朝は3時に起床。4時から朝食でした。外はまだ薄暗く、気温は5℃。 5時過ぎると小屋の泊っている方もぞろぞろと出てきて御来光を待ちます。今日もよく晴れそうです。 朝日が昇る前の神聖な時間帯。この北岳肩の小屋からは富士山も見えます。 朝日と富士山を同…

1日目

前日に山梨県の甲府まで電車で移動しており、朝甲府駅前を9時に出発しました。 バス停は人生の大先輩ばかりです。この時点で山ガールは幻想だと思いました(笑)。 バスで2時間ほど揺られ、登山の入り口である広河原に到着。2台持ってる携帯は当然両方とも圏外…

山便り2010

今年も高い山登ってきました。今回は日本で2番目に高い山です。といってピンとくる方は少ないんじゃないでしょうか。南アルプスの北岳という山です。 No.2というポジションで、しかも名前が『北岳』という若干ネーミングにインパクトが足りない感じですが南…

当日

結局当日は私も含めて総勢17名の人数で実施しました。什器そのものの移動まであったのですが、おかげさまで予定よりも相当早く終わりました。今回参加してくれたメンバーは自店スタッフとタスクの社員さんでしたが、作業段階で一体感が生まれたのも良かっ…

準備したこと

ゾーニング案が完成したら、次は当日までの実施項目と当日のスケジュール作成。人・もの・金の準備。当日は他の近隣の社員さんにも来ていただくので、出来るだけ当日の仕事を減らすことを意識して当日までのスケジュールを作成しました。 今回は自店のスタッ…

コミック売場ゾーニング変更

昨日の夜から今朝にかけてコミック売り場のゾーニング変更をしました。 当店は2階層に分かれていて、2階はコミック売場と学問売場に分かれています。今回のゾー変では学問売場の一部を圧縮してコミックをそこに充てると。 きっかけはふたつの売場の境界線…