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午前中から西葛西の東京ブックセンターへ足を運ぶ。相変わらずヒット率二割五分くらいの品揃えに、分かってはいたけど『嗚呼、朝イチで来てたらもう少し買うものあったのかな』と、肩を落とす。
そろそろ手帳とか年賀状の本とか下げたり縮小しなければならず、秋口に泣く泣く返本した文芸の平台用商品を探すのが目的でした。
正月明けで出版社は捕まらないしで商品調達はしばらく苦労しそうです。
東西線繋がりで冨岡八幡宮に行ってみました。一週間遅れの初詣です。
下町情緒溢れる街で行き交う人もみなのんびりしてます。
それから、メトロで湯島に移動して大喜で醤油ラーメンを啜る。
う〜ん、正しい東京の醤油ラーメンである。これが有名な大喜のラーメンかと感心しつつ、ズズズと一気に平らげた。
お腹を満たしたので散策がてら、湯島天満宮へ行ってみる。
境内に上がる男坂なる階段に思わずニヤリとする。私は坂道とか階段とかがを見ると興奮するのだ。
これは間違いなく育った環境に影響されているに違いない。
私の実家は海と山に囲まれた一地方都市で、小さな山にお団子をエイッと投げつけて、ベシャッと山の斜面に張り付けたような団地の中にある。
海の近くの高校へは自転車で十分で着くのに、帰りは途中から押して帰るので大抵三十分掛かるのだ。それが当たり前だったので坂道に愛着があるのである。
男坂を登ると境内で、なるほど、結構参拝客がいますな。幾つも出店もあって、まだまだ正月の気配が漂ってます。でもよく見ると境内に植わっている梅の木に、小さくつぼみが付いています。季節は少しずつ春になりつつあるのですね。
と、境内の奥の方でロケ隊を発見。振り袖を着た女の子が二人…、おをっ！深田恭子と黒川智花ではないか。深キョン骨太なイメージだったけど細いなあ。顔も小さいし。寄り道してちょっと得した気分でした。
