衣書食住

人間の日々の暮らし向きというか消費生活のことを『衣食住』といいますが、昔、『衣食飲住』というコトバを耳にしたことがあります。
これはシーナマコトさんが創った造語で、ご自身の『食』に対する情熱と、それ以上に熱い魂を傾けている『酒』に掛ける金額の多さからやや自虐的に客観視したコトバだった気がします。
そして私はさしずめ『衣書食住』といったところでしょうか。ひと月の本の購入に当たる出費割合がたぶん人より相当高いはずなので。『本貧乏』とも呼んでおります。
本貧乏は給料日明けに神保町なんか行っちゃダメですね。目移りしてしまいます。「ああ、あの続編が出てる!」とか、「この人が推薦してるんなら面白いはず!」とか、手にとっては「いや、待てよ、明日自分とこで買おう」と思って平台に戻して。。今日はそんなことを数回繰り返しながら神保町を右へ左へと泳いでおりました。
途中で、うちに入ってこないだろう新刊を出版社に発注して。
今日見つけた購入予定の本がどれくらいうちの店に配本されてるかによりますが、明日は鞄を重くして帰ることでしょう。