藤沢

スタンプラリーのポイントで江ノ電藤沢駅まで行ったついでに藤沢駅そばの有隣堂に立ち寄った。
ここには、昔私が有隣堂本店でバイトをしていたときにお世話になった社員さんが居て、なかなかこちらに来る機会が無かったので、良い機会と思い寄ってみたのです。
およそ8年ぶりくらいの再会でお互い歳はとった筈なのに、Iさんはあの当時と変わらず、自分ばかり横に大きくなった感じで恥ずかしくなってしまった。
あの当時の仲間(といってもほとんど私よりも先輩なのですが)の所在を聞いたので、機会を見て有隣堂めぐりをしてみようと思う。
ただ懐かしんで帰るだけではなく、ちゃんと文庫を買って帰りました。しかも、AKIBAで貰えなかった夏仕様のカバーです。
有隣堂では文庫カバーが選べるだけでなく、10枚セットで販売しているのはご存知でしょうか。その夏仕様のカバーも10枚セットで購入できました。確認のために色々走り回ってくれた店員さんありがとう!

孔雀狂想曲 (集英社文庫)

孔雀狂想曲 (集英社文庫)

北森鴻の『孔雀狂想曲』を帰りの電車の中で読了。
元来骨董品屋とか、考古学者など世間一般ではちょっと胡散臭い部類に入るような人が主人公の話が好きな私としては、単純に楽しんで読めました。
読んだ本が面白いかどうかの基準は人それぞれだと思うのだけど、私の場合読んだあとその作家さんの他の本が気になるかどうかだったりする。
このお話は骨董品屋の主人がいろんな謎解きをするんですが、とっぴな感じではなく、ごく平凡なおっちゃんなのが良かった。
続きが読んでみたくなったし、他の作品も今度読んでみようと思った。