好調事例

ミーティングは朝のうちに終わるので休みの日などはそのまま買い物に出たり、散歩を良くします。
散歩に行くと必ず他の大型書店さんにネタを探しに立ち寄ります。何を展開したらよいかよく分からないときはいろんなお店を参考にします。ぶっちゃけていうとフェアの展開などをパクリます。
でも今日は驚きました。S堂書店さんで『失格社員』が週間ランキングで6位に入っているではありませんか。
帯も付いていて、今月重版されていたことが分かります。あれ、うちの平台薄いんだけどなんでだろう。この間文庫担当のA君は新潮社でも品切れだって聞いてたけど。いつのまに重版されたんだ?と思いましたが、おもむろに書店を出て慌ててその場で発注。
この『失格社員』の展開はむしろうちがパクラれたのでは!?
もし本当だったとしたらと思うと、なんだか有難く思えてきました。
私常々思うのですが本屋の敵って本屋じゃないと思うのです。なんというか、他のお店の人とも同じ本好きとして大きな意味で仲間じゃないかなと。ならば好調事例は共有すべきと思うわけです。そうやって白い犬もワルツを踊ったわけだし、オーストラリアで愛も叫んだり出来たわけですよ。
閉鎖病棟』(新潮社)とか『床下仙人』(祥伝社)みたいに『失格社員』も全国で売れていけば面白いなあと思います。
ちなみに『失格社員』は当店で2月度の月間売上においてチームバチスタを抑えて堂々TOPでした! A君すげえよ。