無限ループ

森見登美彦氏の最新文庫読了。
相変わらず京都を舞台に相変わらずてんやわんやの展開にストレスも発散(むしろ霧散)しまくり。最終章で4畳半の部屋を映画『キューブ』よろしく無限ループする様は、今私が置かれている現場の状況に似ています。
改装計画は進めなければいけないのにスタッフの育成が追いつかず、スタッフの充足率も追いつかず。じゃあしっかり育成して充足すればいいじゃない?とは言えど、育成できるスタッフが充足しておらず、品出しは遅れ、負担が掛かるリーダースタッフの限界は間近で、どことなく朝番も遅番も殺伐としてきている感じがします。
嗚呼、こんなとき自分がもう一人居れば。。。改装計画は代わりにやってくれる人が居ないので自分でやるしかなく、じゃあ現場の指示出しをするのは誰かというと人手不足で結局私がしたほうが早く、それならば担当している文芸書は荒れ放題で新刊平台はグダグダで、あああああもうどうしようか、どうしてくれようか!


解決策はスケジューリングにあります。優先順位をつけましょう。いや、分かっております。てんやわんやな状況で実は結構冷静に立て直しプランも考えています。ただ、じっくり勤務時間内にプランを立てたい。よく実行項目を洗い出しをしたりするのは主に通勤電車の中でなのですが、これがお店に来たとき続きが出来ないんですよ。見事なほどに。そこの環境面も変えなければいけませんね。
することてんこ盛りです。


他店から異動してきた後輩達が、黒髪の乙女ばかりでみんな可愛いのでなんとか現状に耐えていられます。これがむさい男ばかりだったらとっくにやる気がポッキリ折れていることでしょう。