伊坂さんお疲れ様です。


もう発表会から1週間経ってしまいましたが、伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』が念願の本屋大賞を受賞されました。おめでとうございます。おかげさまでお店でもジワジワと売れています。
発表会の次の日には伊坂コーナーを作りましたが、大賞受賞した『ゴールデンスランバー』よりも実は文庫版の『重力ピエロ』や『ラッシュライフ』のほうが売れてたりします。
私の伊坂幸太郎作品デビューは『死神の精度』でした。伊坂さんはデビューしてまだ数年ですが、押しも押されぬ人気作家となりました。書店員さんの圧倒的に指示される伊坂さんは、村上春樹チルドレンの一人とも言われていますが、書店員さんの支持の仕方は、平成の村上春樹の成長を皆で暖かく見守りたいという感覚がどこかにあるような気がします。


発表会は2年ぶりの参加で、今回はアルバイトさん6名を引き連れていきました。中には先月末で退職したスタッフや入社して10日も経っていないスタッフとかまちまちです。共通しているのは本が好きということ。本屋で働いている人といっても意外と本の虫の人ばかりではないんですねえ。

本屋大賞2008

本屋大賞2008

今年は2箇所コメントが掲載されていました。誰が投票していたかが分かるのでコメントの推薦者名を追いかけると意外と面白いです。仲間の書店員や以前勤務していた店舗の近所の競合店の店主さん、名の知れた憧れの書店員さんなど様々です。もっと仲間が投票したらいいのになと毎年思います。