自転車乗りの師匠

大人の自転車ライフ (知恵の森文庫)

私には様々なジャンルで『心の師』が居りまして、疋田智氏も数多い心の師の一人です。疋田氏はいわずと知れた自転車ツーキニストの第一人者です。通勤に自転車を使用することを広く一般に広めた方であります。自転車に乗ったときの爽快感は文章を読んでいてもひしひしと伝わってきます。
自転車の良さは、今まで知っていた筈の街や路が魅力的に変化することだ。通勤の帰り道に寄り道するのも、お休みの日に仕事場のある街を自転車で散策するのも面白い。
先日休日に、自宅のある世田谷から桜を追いかけてお店のある港区まで走ってみた。意外と走れるのが分かった。毎日通勤に自転車が使えるかはまだ自信がないけれど、眠っていた『チャリ魂』が最近復活しつつあります。自転車は最高のエコカーでもありますし、何より健康に良いですからねえ。

で、なぜ自転車の話をしたかというと、実はお店で定期購読の雑誌をお届けするときに使う自転車を買ったからであります。有楽町の無印良品でアイボリーの可愛い自転車を買いました。ペダルも軽くお届けのとき以外にも乗っていたい感じです。
ただ、難点はつくりが軽さを優先させているからなのか、雑誌を束でかごに入れると途端に不安定になってしまうこと。まあ、多少のことはしょうがない。
その可愛い社用車のきれいなフレームを見ていて、『ああ、轟天号大事にしなきゃナ』と思いました。轟天号ご存知な方どれほどおりますでしょうか。元ネタは『究極超人あ〜るくん』です。主人公のあ〜るくんが乗っていた自転車の名前が轟天号でした。ちなみに多分私の記憶が確かなら今乗っている私の轟天号は４代目です。

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最初に読んだのは中学生のころで、同級生の伊藤君のうちにありました。面白くて自分でも全巻揃えました。今なら文庫サイズで買える筈です。