書店王国

先日、町田のジュンク堂に行ってきました。
町田はJR横浜線町田駅小田急町田駅が中心となって、生活する上で必要なものがほぼすべて駅前で揃ってしまう中堅都市です。新宿にも横浜にも電車1本で遊びに行けるのに、駅前で買い物が済んでしまうので町田っ子はあまり町田から出たがらないらしいです。街の雰囲気はプチ渋谷みたいな感じです。
駅周辺には本屋もたくさんあります。地元の雄『久美堂』本店のほか、久美堂小田急店、あおい書店、リブロ、福家書店有隣堂、そして地元もう一つの長ブックオフと。これだけのチェーン店が近隣にある街はそうそうないと思います。
昔このあたりに住んでいた時はよく自分のお店の参考にさせてもらってました。
町田のジュンク堂は今年オープンしたばかりの新参者ですが侮れません。何とフロアの殆どがコミックの、コミック専門店です。

まるで西葛西の日販ブックセンターです。

この棚全て少年ジャンプコミックスです。
うーん、何か買うものが決まってて探すのであればうってつけですが、新しい発見だとかワクワク感だとかは全く感じませんでした。ひとつひとつの棚にはちょこっとフェア的な棚もあるんですが、全てが薄いのです。フェアに掛ける物量と情熱が欠けている感じです。広い売り場にお客さんが私を含めて5,6人。レジはアルバイトの男の子が一人だけ。たまに巡回?しているスタッフを勘定に入れても寂しさがフロア全体に充満しています。池袋のコミックフロアのカオス的な顔が少しでもあればいいなと思いました。