セミナー参加

改装が終了し、お店を出たのが朝の10時半。昨日は18時からお店にいたので改装含めて16時間お店にいたことになります。
そして頭ふらふらさせながら渋谷で開催されているビジネスカレッジというセミナーにそのまま参加。改装メンバーですでに8時に先に上がっていたMさんも先に会場入りしていて昼休憩のときに合流。
お話を聞きたかったのが藤巻幸夫さんと大嶋啓介さんでしたが、一番話に引き込まれたのは栗城史多(のぶかず)さんでした。藤巻さんは言わずと知れた元カリスマバイヤーで、大嶋さんも「てっぺん」という居酒屋チェーンを経営しつつその熱い朝礼が話題の方で、ふたりとも夢を実現させる熱い魂をもった方たちです。
大嶋さんが今日話してくれた中で言葉には魂があり、ポジティブな単語とネガティブな単語では発した時の感情も左右し、ときに体調も左右し、心が変わると行動が変わり、行動が変わると人生が変わるという話が印象的でした。昔一緒に働いたS店長も同じようなことを話していたからです。
藤巻さんの「サムライ・チェーン・マネジメント」という考え方も素晴らしく感動しきりでございました。「サプライチェーンマネジメント」ではないですよ。サムライです。
そして、今日一番の収穫はその二人よりもインパクトを残した栗城史多さんです。
栗城史多さんはは何者かというと、単独で7大陸の頂上制覇という偉業を達成させた若き登山家なのです。今年の春には無酸素でエベレスト単独登頂を試みているそうです。私も少しだけ山登りのしんどさを知っているのでどれだけ凄いかひしひしと伝わってきました。本人は割と淡々と面白話を聞かせるように語るので、どれだけ過酷かはみんなには伝わらないのではと思えるくらい普通のイケメンな方でした。
少し前に沢木耕太郎さんの『凍』を読んで、山の魅力に再び目覚めた私にとって遠い、というか遥か高い世界の話がとても身近に感じました。夢はあきらめず、そして人は一人で生きているのではないということを教えていただきました。


私自身が今日ひとつの夢を実現させてきたばかりで、さらに前を見据えて行動せねばと気を引き締めた1日でした。


長い1日も終わり、自分にご褒美という意味も込めてセミナーの帰りに神泉のラーメン屋『砦』に寄って帰りました。豚骨ラーメンがベースで、サイドメニューのおにぎりがまた明太子ソースで食べると絶品です。