本屋大賞発表会


本屋大賞発表会に今年も出席してきました。今年は自店のスタッフ4名と、同じエリアの店舗のスタッフ4名の合計8名の引率です。修学旅行のときの学校の先生のような気分です。
今年の第1位は湊かなえさんの『告白』です。読後感のあの後味の悪さがなんとも現代社会を象徴しているようで、新しいパターンの作品の受賞です。
会場には前回大賞を取った伊坂幸太郎さんも出席され、花束贈呈をされました。


作家さんでは『のぼうの城』を書かれた和田竜さんも会場に来られていました。写真は湊さんと和田さんのツーショットです。
毎年会場には、大賞を受賞される作家さん以外にも何名かノミネートされた作家さんが来ていまして、実は私の今年の狙いは湊さんではなく和田さんだったんです。
事前に誰が来るかは知らされていないのですが、あたりを付けて『のぼうの城』のPOPも持参していったらご本人にお会いできたので、直接自作のPOPを渡せました。
和田さんはとても気さくな方で、持っていったPOPを渡した時も「これ、お店でいらなくなったから持ってきたんじゃないですか(笑)」とジョークまじりで受取っていただきました。和田さんの周りは終始笑顔が絶えなかったです。

伊坂さんともまたお話ができました。去年大賞を取られた時もお話しさせていただいたのですが、なんと、ぼんやりですが去年話出来たことを覚えていてくださいまして(大人の対応なのかもしれませんが)、去年よりも緊張せずお話ができました。去年の大賞『ゴールデンスランバー』はオール仙台ロケで映画化が決まっているのでそのあたりの話ができました。
ちなみに以前編集会議で伊坂さんの特集を組んだ時に仙台の地図が紹介されていましたが、しばらく伊坂作品の映像化が続くので、フェア展開するときに使おうと思っています。もちろん追加発注。

編集会議 2008年 02月号 [雑誌]

編集会議 2008年 02月号 [雑誌]


そして最後のお楽しみは本の雑誌増刊号に自分のコメントが載っているか探すこと。今年は1つ載っていました。知り合いは3名掲載されていました。
[rakuten:book:13169233:detail]

文芸・文庫担当のAくんは早速店に帰って展開盛り付けしてくるといって帰っていきました。
大賞作品以外もたくさん売れてほしいです。