最近読んだ本
- 作者: 岡村隆史
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2009/09/09
- メディア: ムック
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オールナイトニッポンは学生のときによく聴いてました。その当時は福山雅治・ジュディマリのYUKI・そしてナインティナインと大変豪華な1週間で、大分はまってました。当時はまだカセットテープが主流で、2時間のラジオ番組をダビングして自転車で出かけるときなどに聴いたものです。
大学を卒業したときに一時期実家に戻り、ラジオはそのとき卒業してしまいました。
あれから随分経ち、昨日、品出しの途中でこの作品を見かけたときはすぐに取り置き棚に置いてしまいました。
付録としてトーク集がCDで2枚付いていて、久しぶりに聴くナイナイの軽妙なトークは、色々学生のころの記憶まで引っ張ってきてくれました。全部で5巻刊行されるそうですが、私が聴いていたのは結構初期のよう。ちょうど1巻目の今回に収録されていた内容は、リアルタイムで聴いていたトークも結構あり、非常に懐かしく感じました。ひとり電車の中でにやけてしまったり。
2巻目がいつ出るかまだわからないのですが、また早く続きがほしいものです。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/08/26
- メディア: 単行本
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主人公は天才的なバッティング技術を持った若者で、プロ野球チーム『仙醍キングス』で活躍することが約束されています。それは王となるべき資質があるがゆえ誰もが納得させられるのです。
彼を取り巻く環境はそのあまりに天才的な能力の前に、どうしていいのか分からなくなります。実際には起こりえないほどの強打者は度が過ぎた強さゆえ、ある種『天災』にも似た印象さえ与えます。
彼を支える暗い影は3人の魔女。そして野球のユニフォームを着た男。盲目的な両親。
王となるべき生まれてきた若者はあっと驚く結末を迎えます。そして、そういうことかと納得します。お勧めの1冊です。