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伊坂作品の王道パターンである、ある小市民が起こしたアクションによって未来はどうなった、というバタフライエフェクト的なお話。3つの短編は独立しているものの、どこかしら繋がっているようにも読める。小さな特殊能力を持った人物がその能力の使い道について現実的に考察する下りがあって、日常にとても近い非日常を強く感じた。そして、読み終わってから表紙の意味を深く感じ取った。

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