コーチング

山本五十六の有名な言葉、『やってみせ、いってきかせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ』は仕事をする上で私が最も大切にしている行動規範のひとつです。


出版業界は薄利多売の大嵐で、利益なんてちょっとの万引き被害で飛んでいってしまうとよく聞きます。
安い給料で書店で働く理由は、本が好きだからというただそれだけなんですが、アルバイトの子たちはどうなんでしょうか。幸い、時給設定は地域の相場に合わせているから、あまりその点でスタッフからの不平不満は表面化していません。しかしお店を運営する側からすると、如何に効率良くスタッフさんに働いてもらうかが鍵で、スタッフの戦力化は店舗運営に欠かすことが出来ません。要はもっと彼らなら働けるのでは?と思っているわけです。
人件費を如何に抑えられるか。+少ない利益を守りつつ、未来の利益を生むアクションをどれだけ実行出来るか。それを考えるとスタッフの戦力化って、優先順位高いですよね。
そこで山本五十六の言葉です。もう、よくぞあれだけ短い文章で端的にコーチングの極意を表したもんだ。
私は元々モノ(商品)に強くてヒトに弱いところがあるので、仕事中『やってみせ〜』を常に意識して行動しています。スタッフさんは手本見せないと育たない(やらない)し、小さな事でも褒めてあげるのが大事ですね。うちの子たちは素直な奴ばかりなので、私に教えられることがあれば惜しみ無く共有するようにしてます。その分どんどん成長して、楽させてくれ!とも思っています(笑)
ちなみに『楽するために、苦労しよう』というのは私の言葉。