大人の社会科見学
信じられますか? この写真は大手町の地下です。
本日はカエル好きさんと、ビジネスマンやOLさんたちが行きかうオフィス街大手町にある、総合人材サービス会社パソナの本社ビル地下2階の地下農場に行ってきました。
稲やバラ、トマトなどの野菜も栽培されています。元々は都会に暮らす人たちに農業をもっと身近に感じてもらい、新し農業を知ってもらうための施設として開設されたそうです。ここでは農業に携わろうとしている方向けの研修も行っているようです。
地下という特異な空間での農作物の栽培は、将来想定される食糧危機であるとか、地上の環境が悪化した時の生存術の一環なのではとも思えますが、男前女子のTには「エヴァンゲリオンみたいですね」と言われました。確かに地下空間に都市が形成されているところが一緒ですね。
この地下空間では照明の色や室温などが徹底管理されていて、発光ダイオードの色を変えることによって植物がより光合成をおこないやすくなったりするそうです。
稲も冬なのに穂が垂れておりました。
トマトも数種類なってました。銀の壁に囲まれたトマトが生っているこの部屋はおそらく太陽の照り返しなどを計算してそういう作りになったのかなと思いましたが、パッと見サイコホラー映画の「CUBE」です。
この空間で取り組んでいる野菜作りのノウハウが一般化したら、そのうち野菜にも天然ものと養殖ものが分けられる日が来るかもしれませんね。
それにしても入口が分かりにくい!建物は入ってすぐに近未来的な広いエントランスに出るのですが、地下農園に行くための入口が分かりにくいったら。。
全然主張していないし。。。
予約なしで無料で見学できるので、東京駅周辺でちょっと時間が空いたときにお勧めです。
- 作者: 小島健一,栗原亨,小林哲朗,津村匠
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2008/01/26
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