本屋大賞
悼む人と流星の絆を読了。
実は今年は期間内に10作品読破出来ませんでした。無念です。しかし投票した作品の順位は全部読んでても変わらなかったと思います。
- 作者: 天童荒太
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/11/30
- メディア: 単行本
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これはねえ、読んでて主人公が天童荒太さんにしか思えてこないんですよ。天童荒太さんの、作品を完成させるまでの緻密な設定の練込は有名ですが、主人公が悼む相手を探してノートに書き留めたり新聞の切り抜きとかをスクラップしている様は天童荒太さんそのままなのではないかと思います。
感動する作品なんだろうけど主人公に感情移入が全然できず、消化不良です。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/05
- メディア: 単行本
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さすが東野圭吾。面白かったです。
安心して読める作家さんですね。
今年の本屋大賞作品は長編ばかりで、ノルマをこなすように読むことが多かったのですが、純粋に楽しめました。
でも、書店員さんはこの作品を大賞にはしないだろうなあ。ドラマ化して既に大ヒットしてるし。
投票する書店員さんたちはきっと、世の本読みではない人へのアプローチとして面白い本を紹介したいという気持ちが働くと思っているので。
やはりノミネート前に読んだ作品に比べて、発表されてから読んだ本はどうしてもノルマと思って読んでしまっていたようです。結局投票した作品は最初から自分が好んで読んだ本にしてます。あとは、投票結果を待ち4月6日を楽しみに待つばかりです。今年も多分授賞式には出席できそうです。去年連れてったスタッフのほかに、改装を手伝いに来てくれた他店スタッフのスーさんとリッキーも誘ってみようと思います。