山で読んだ本

山小屋では娯楽が少ないため文庫本を持っていくようにしています。今回持っていった3冊のうち2冊読了。

青春夜明け前 (講談社文庫)

青春夜明け前 (講談社文庫)

重松清の描く『男子』の話。男の子はしょうもないんですよ、というエピソードが満載です。重松さんが子供の頃が舞台なので懐かしく読むこともできるだろうし、今の子らも、基本的に男子はいまでもしょうもない筈なので楽しく読めるはず。

海の底 (角川文庫)

海の底 (角川文庫)

有川浩自衛隊3部作の一つ。横須賀が巨大なエビの怪物に占拠されるというトンデモ話。しかし、巨大エビの他のエピソードは徹底してリアルなので、実際起きたらどうだろうかと想像させてくれます。私は一時期横須賀のお店で働いていたことがあるので、当時の思い出から想像してしまいました。